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最優秀作品がねぶたになった!

2023.4.12

12回全国小・中学生ねぶた下絵コンクールで
最優秀賞になった作品を基にしたねぶたが完成。
青森市の「ねぶたの家 ワ・ラッセ」で
下絵とともに展示されています。

ねぶた下絵コンクール1 (002).jpg

こちらが小学生の部門で最優秀賞となった
青森市立長島小学校6年(4月から中学1年)
木浦優希(このうらゆうき)君の作品
「帝釈天と月の兎」です。今年の干支は「卯」。
前向きに飛び跳ねる兎の姿に、大きく飛躍する
年になることを願って描いたと言う事です。

ねぶた下絵コンクール2 (002).jpg

この下絵がミニねぶたになりました。
ねぶた師・諏訪慎さんの弟子で
32歳の倉内裕太さんが制作しました。

ねぶた下絵コンクール3 (002).jpg

こちらの下絵は中学生の部門で最優秀賞になった
青森市立南中学校1年(4月から中学2年)の
横山文音(あやね)さんの下絵
「光の道しるべ」という作品です。
暗闇の中で光るキノコの新聞記事からヒントを得て、
戦争やコロナで先の見えない不安な世界が、
少しでも明るく進んでほしいと願いを込めたそうです。

ねぶた下絵コンクール4 (002).jpg

こちらの下絵が中型ねぶたになりました。
ねぶた師竹浪比呂央さんの弟子で
24歳の津川創(はじめ)さんが制作しました。



どちらも堂々したねぶたに仕上がっていますね。
下絵を描いた2人も紙はりの手伝いをしたそうです。
審査はねぶた名人の千葉作龍さん、北村隆たちが
担当しました。伝統のねぶたを引き継ぐ2人の下絵と
若いねぶた制作者の作品をぜひ見てほしいと思います。
「ワ・ラッセ」の1階ロビーと、2階フロアに
1年間展示されます。          (GG大友)

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