五所川原市金木町の太宰治記念館「斜陽館」で
「太宰おみくじ」が登場し話題になっています。
斜陽館は太宰治の生家として
国の重要文化財に指定されています。

斜陽館の展示コーナーに
「太宰おみくじ」の筒がありました。
このおみくじ筒には二次元コードが貼られた
「おみくじ棒」入っていてスマホで読み取り
結果はスマホの画面で知ることが出来ます。
おみくじは「大吉」「吉」「中吉」
「小吉」「末吉」「凶」の６種類で、
それぞれ太宰の作品の一説が添えられています。


この「太宰おみくじ」は
「かなぎ元気倶楽部」の舛甚冨美子さんが
身近に残るもの、保存できるものはないかと思い
スマホに保存することを考えたということです。
長年に渡って集めた太宰作品からの名言を抜粋して
人生の励みになるような言葉を選んだと話していました。


おみくじ筒は「人生篇」が斜陽館で
「恋愛篇」が産直メロスで
「学業篇」が太宰治疎開の家にあって
それぞれ引くことが出来ます。
GG大友「人生篇」のおみくじを引きました！

結果はこちら、「凶」ではありませんか！
太宰の文章は
昭和２０年の短編小説「竹青」からだそうです。
これで収まらず
次に産直メロスにある「恋愛篇」を引きました。



結果は「大吉」です！
「ろまん灯籠」という昭和16年から19年に
書かれた作品集からの太宰の文章だそうです。

アナログ感のある「おみくじ」と
今の時代の必需品のスマホを組み合わせた
「太宰おみくじ」は人気になりそうですね。
この「おみくじ」 太宰からの励ましを
もらったような気分になりましたね。（GG大友）