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小3からの恋、実る...♡

2024.8.2

お祭りシーズンにお天気の回復が間に合って良かったですね。

皆さんくれぐれも暑さには気を付けて、この季節を楽しんで下さい。


お祭りが終われば、あっという間にお盆。

先日父からこのような話を聞きました。

'おじいちゃんは尋常小学校3年生の時から、おばあちゃんのことが好きだったんだよ。'

え~!!!

生前わたくしの祖父は、酔う度にそのように話していたとのこと。
初めて聞きました。

父方の祖父と祖母は実家が近く、いわゆる幼馴染みでした。
ふるさとは山形県酒田市です。

のちに二人とも進学でふるさとを離れますが、
当時としては珍しく学生時代お付き合いをしていたそう。...きゃ♪

しかし、祖父は学徒出陣で戦地に赴く時
祖母に「いいお嫁さんになって下さい...」と告げ、
東京の多摩川のほとりで二人は一度お別れしたそうです。

終戦を迎えても帰らぬ祖父は
もう亡くなってしまったのではないかとも言われていて、
祖母と遠縁の別の男性との縁談を家族が進めていました。

そこへ...、祖父が戦地から帰ってくるのです。

祖父は帰ってきたその足で、祖母の父、つまりわたくしの曽祖父に直談判に...。

こうして、想い合っていた二人は戦争を乗り越えて結ばれることが出来ました。

そのおかげで、今この私の命もあるのですよね。

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祖父:伊東幸治(当時25歳) 祖母:喜美子(〃23歳)

私の「幸子」の'幸'の字は、祖父から受け継いでいます。

お盆を前に、甘酸っぱい家族の歴史に触れることが出来ました。

おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう。

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