４月末にリニューアルした県立三沢航空科学館に行ってきました。
新たに展示されたのが、自動車メーカーホンダのアメリカにある
子会社「ホンダ　エアクラフト　カンパニー」が研究、開発した
小型ビジネスジェット「ホンダジェット」です。

どうですか？　この流れるようなフォルム、かっこいいですね。
「技術実証機」と言って、テスト飛行に使用された機体です。
設計にあたったのは小学校から高校まで弘前市で過ごした
藤野道格（みちまさ）さん。現在エアクラフトカンパニーの社長を務めています。

1997年藤野さんが書いた一枚のスケッチから始まり、主翼の上にエンジンを
配置する独創的な発想と技術により、2003年初飛行に成功しました。
世界で１７０機、日本では１０機ほど販売されているそうで、定員は８名
パイロット２名を含む）価格は1機６億円。６億円ですって！

日本での購入第１号はホリエモン（堀江貴文）さんはじめ
二人の企業家の共同購入だそうです。世界的俳優として知られる、
トムクルーズもオーナーの一人です。
私は、展示されている機体を見ながら「もしも乗れたらなぁ」と
しばし夢を見ていました。

こちらもは宇宙ゾーンに新設された小惑星探査機「はやぶさ２」の原寸大模型。
弘前市出身で宇宙航空開発機構の川口純一郎特任教授の協力で設置されたものです。
宇宙がより身近に感じられるように映像とパネルで詳しく説明されていました。

そして、体験型展示施設として人気のアトラクションが
「大空を飛ぼう・ローラージップ」館内の上部に設置されたレールに
体を吊り下げて飛行体験が出来るもの。なんの動力も使わず
傾斜とカーブの遠心力だけで、飛んでる感覚を体全体で感じる事が出来るそうで、
「やってみますか」とガイドの方から言われましたが、「遠慮します」と、
私この手のもの実は怖いのです。でも、子供たちには大人気でした。

他にもたくさんの飛行機やアトラクションがあって、
孫や家族と一緒に行けば一日中楽しめる所ですよ。　　　　　　（GG大友）