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おとらじ便り

「ゴッホのヒマワリ」今年も!

2023.9.13

青森市の棟方志功記念館の庭で栽培されている
「ヒマワリ」が今年も花を咲かせています。
「ゴッホのヒマワリ」と呼ばれ
校倉造りの記念館をバックに風に揺れていました。

ゴッホのひまわり1 (003).jpg

志功さんが
友人から見せられた雑誌にあった
ゴッホの「ひまわり」の絵を見て
「わだばゴッホになる」と画家の道を
歩み始めたことは良く知られています。



2004年に志功記念館を訪れたフランス人の
モーガン・ベネットさんという青年が、
志功とヒマワリのことを知り、ゴッホが
「ひまわり」の作品を描いたフランスの
アルル地方で咲くヒマワリの種を小野次郎館長に
贈って来て小野館長が手塩にかけて育て
「ゴッホのヒマワリ」と呼ばれてきました。



しかし2013年になって、
突然種が取れなくなって苦慮していたら、
来館したパリに住む女性の医師
マリボンヌ・ウェッシュさんが新たにアルル地方の
ヒマワリの種を贈ってくれて今に至っているそうです。

ゴッホのひまわり2 (003).jpg

最初に贈られてきた
「ひまわりの種」の一部です。
小野館長が大事に保管してきたものです。

ゴッホのひまわり3 (003).jpg

2004年に贈られてきた「ヒマワリの種」が
入っていた袋を持ちながら話してくれた小野館長です。
来年331日をもって閉館する棟方志功記念館ですが、
「今後、記念館の建物はどうなるか未定だが、
何とかヒマワリは咲かせ続けたい。
思い出もたくさんあるので」と話していました。
志功記念館の「ゴッホのヒマワリ」
もう少しの間みられるそうです。    (GG大友)

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