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「八甲田丸」が、"ふね"遺産に!

2023.8.21

日本船舶海洋工業会が
歴史的な価値のある「ふね」を文化遺産として
次世代に伝える「ふね遺産」に、かって、
青函航路で活躍した「八甲田丸」と「摩周丸」が
認定されました。今年で7回目になります。
どちらもメモリアルシップとして
青森港、函館港に係留されています。

八甲田丸1 (002).jpg

久しぶりに「八甲田丸」に行ってきました。
太いロープで係留されている「八甲田丸」は
全長130m、5382トンあるそうで、
近くで見ると、あらためて、その大きさに驚きます。


旅行でも取材でも何度も乗った「八甲田丸」
船内に入った瞬間、懐かしさを感じました。
昭和30年代の青森駅前と
連絡船待合室を再現したジオラマや船長室、
寝台室も当時のまま展示されています。

八甲田丸2 (002).jpg

こちらはビルでいうと4階にあたる
ブリッジ(操舵室)です。青森から函館まで
3時間50分、ここで定時運行に努めた乗組員が
働いていたのですね。船長役の人形がリアルです。

八甲田丸3 (002).jpg

そして、エレベーターで1階に降りると
連絡船の特長である貨物車両を乗せた車両展示室。
48両も載せて航行していたそうです。


1964
年から23年7ヵ月運行された「八甲田丸」は
来年建造から60年になるそうで、
記念のイベントなどが検討されているそうです。
今回の「ふね遺産」認定で
保存の思いが盛り上がっていけばいいですね。
GG世代には懐かしい「青函連絡船」です。
一度訪ねてみてはいかがでしょう。  (GG大友)

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