青森県立美術館で開催中の「阿部合成展 修羅をこえて~『愛』の画家」は
生誕110周年を記念して230点もの作品が展示される規模の大きな企画展です。
青森市浪岡(当時浪岡村)に生まれた阿部合成(1910~1972年)の油彩、
日本画の屏風、二度に渡って訪れたメキシコでの
サーカスや闘牛を題材にした作品が展示されています。
特に、代表作とされる「見送る人々」が印象的でした。
出征する兵士たちを見送る人々の感情をとらえた作品です。
決して歓喜の表情だけではない、戦争に対する民衆の「声なき声」を
表現した作品だとGGは受けとめました。
「見送る人々」は兵庫県立美術館所蔵ですので、見る機会は少ないと思います。
ぜひ青森で作品に触れてみてはいかがでしょうか。
阿部合成展は来年1月31日まで、青森県立美術館で開催中です。
(GG大友)
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