RAB投稿スクープ

朝から おとらじ!

おとらじ便り

カレンダー初購入!

2020.12.3

今日、123日はカレンダーの日です。

1872年(明治5年)の119日に明治政府は突然
「来る123日をもって、新暦(太陽暦)の明治611日にする」と発表。
これまでは旧暦(太陰太陽歴)であったものが、
わずか23日後から新しい年になると言うのです。

太陽暦を使用している諸外国に並んで、
日本も文明国家だとアピールするためだと言われています。

しかし、庶民の間には大混乱が起きたとも言われています。

旧暦から新暦に変わった日の史実に基づいて1988年(昭和63年)
全国カレンダー協議会などによって制定されました。

桜2.jpg

さて、先日ある本屋さんで見つけた来年のカレンダーに目を奪われました。


「幻となった100年目のさくらまつり ~それでもさくらは咲き誇る~」

このタイトルのカレンダーです。(写真)

今年の弘前さくらまつりはコロナ感染拡大防止のため中止に、
しかし弘前公園内のさくらたちは見事に咲き誇っていました。

弘前市から委託された、市内の写真スタジオのプロのカメラマンの人たちが
撮影した公園内のさくらのの表情を12枚の写真にしたカレンダーです。

表紙は「閉ざされた追手門と染井吉野」です。

カレンダーをめくって行くと、「本丸のシダレザクラ」「日本最古の染井吉野」
「世界一太い染井吉野」「下乗橋と満開のさくら」「花筏と北門」
などの写真が収められています。

ただ、いつもの春と違うのは花見客のざわめきもなく、出店もなく、
誰もいない弘前公園のさくらの風景です。

カレンダーの写真を見ていると、一抹の寂しさも感じますが、
さくらは毎年のように誇らしく咲いてくれていたのですね。

桜1.jpg

GGが気にいった一枚は11月のカレンダーに採用された「西壕・桜のトンネル」(写真)

散りはじめたさくらの花びらが誰も歩いていない道にじゅうたんように広がる風景、
これには感動しました。

新年になったら、このカレンダーを見ながら、
春には弘前公園の本物のさくらを見られるように祈りながら過ごします。


弘前観光コンベンション協会発行 一部 1980円(税込み) (GG大友)

前の記事へ

次の記事へ

月間アーカイブ