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映画「大河への道」を観てきました

2022.5.30
映画「大河への道 (002).jpg

この映画は
落語家の立川志の輔さんの創作落語である
「大河への道~伊能忠敬物語~」が原作。
「大河」はテレビの「大河ドラマ」のこと。

物語は
千葉県香取市総務課主任の池本(中井貴一主演)が
観光振興策として意見を求められる。
苦し紛れに郷土の偉人で、日本地図を作りあげた人物
伊能忠敬を主人公とする「大河ドラマ」を提案、
なんとその提案が採用されて、
プロジェクトのリーダにされてしまう。

たった一人の部下、木下(松山ケンイチ)と
企画を進めているうちにベテランの脚本家から
「地図を完成させたのは伊能忠敬ではなかった! 
地図を幕府に献上する3年前に伊能はすでに
亡くなっている。地図を完成させていないので
ドラマにはならない!」と告げられる。

「大河ドラマ」の構想は果たしてどうなるのか?
場面は江戸時代にタイムスリップします。

伊能忠敬臨終の場面で
弟子たちは亡くなったことを伏せて
地図作りを続けることを申し合わせる。
弟子たちの命を懸けたとんでもない隠密作戦が始まる。
この隠密作戦の場面がリアルで面白く見せてくれます。

伊能忠敬は55歳から73歳まで日本全国を歩き
日本地図作りを進めた人として知られているが、
映画では弟子たちの地図作りにかけた執念と苦労が
良く表現されています。

人情ばなしに定評がある立川志の輔さん原作だけあって
笑って最後には涙する作品でもありました。
青森市では今のところ上映はなく
「シネマヴィレッジ8・イオン柏」で鑑賞してきました。
                    (GG大友)

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