絵画、彫刻、漫画、絵本、イラストなどのジャンルに
独創的な世界を展開した立石紘一こと、タイガー立石
（1941～1998）の作品展にいってきました

1998年５６歳の若さで亡くなったタイガー立石の
生誕８０年を迎える今年、約２００点を展示し
その多彩な活動を振り返る作品展です

青森県立美術館の外にある案内版にあるのは
「昭和素敵大敵」と題された作品が紹介
もちろん本物は館内に展示されています

1990年に描かれた幅７メートルもある大作で
昭和の時代の政治、経済、社会、生活、文化
娯楽に関するイメージをまるで巻物のように
歴史の流れを表現しています。同様に明治、
大正時代を表現した作品も展示されています

著名な人物を見つけて「この人は誰々だ」と
答えられるのはGG世代、作品の前で
しばし楽しい時を過ごすことができます。

漫画の作家としても知られるタイガー立石ですが
親交のあった赤塚不二夫の漫画に登場する
「ニャロメ」の言葉は立石の造語だそうです

漫画のコマ割りをそのまま絵画にした
「コマ割り絵画」や「建築デザイン画」「ネオン看板」
「レコードジャケット」など多彩な作品が鑑賞できます

日本とイタリアでも知られたタイガー立石の
「大・タイガー立石展」は県立美術館で開催中です

私はこの作品展、夕方5時から８時までの
「ナイトミュージアム」に行ってきました
仕事や学校帰りでも来館できるようにと
開催されていました
「ナイトミュージアム」は
ゆっくりと鑑賞できる所が魅力です

作品を鑑賞した後
外に出るとすっかり暗くなつていて
明かりのついた県立美術館の建物は
とても良い雰囲気でしたね。

今後、「ナイトミュージアム」は
１１月は26日と２７日
１２月は18日に開催予定だそうです
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　（GG大友）