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お久しぶりです。

2024.6.3


ご無沙汰しております。

約1年お休みをし、5月から職場復帰させて頂きました。

気付けば暑い夏が過ぎ、雪も消え
少しずつ新緑の緑が色濃くなり
虫たちも姿を現しはじめる、
そんな季節になっておりました。


何もお伝えしないまま
長いお休みに入ってしまったことで
ご心配や疑問を抱かせてしまったかもしれません。
申し訳ありませんでした。

休んでいた理由は「コロナ後遺症」です。
以前にもこの病気が原因でお休みしていました。

1度復帰し、元気に働いていたのですが
「ぶり返し」てしまいました。


コロナ後遺症は、一度回復しても
ぶり返す恐れがある病気です。
病気になる以前なら乗り越えられていた
忙しさや疲労が、その引き金になってしまいます。

休んでいた分を取り戻そうと
気合を入れて臨んでいたのですが
身体の声をしっかり聞いていなかったせいで
また1から治療が必要になってしまいました。


最近はコロナ後遺症やワクチン後遺症について
取り上げられる事も多くなっていますし
皆さんの周りにも後遺症で辛い思いをされている方が
いらっしゃるかもしれません。
個人によって、原因や症状が異なりますので
ここからは私の場合の話として
読んで頂けると嬉しいです。


私が悩まされた症状は
倦怠感 脱力感 ブレインフォグ 
めまい 無気力 不眠 PEM(労作後倦怠感)などです。

身体が動かず、なにもやる気が起きず
ひたすらベットで寝ることしかできない日が 多かったです。

正直、一番調子が悪かった時の記憶が無いくらいで
先が見えない真っ暗な毎日でした。

処方された薬もなかなか効果を実感できない事も多く、
不安や心配が募る毎日を 過ごしていました。


しかし、日ごとにコロナ後遺症の研究が進み
少しずつ原因が解明されてきたことで
対処療法から原因療法に基づいた処方に変わり
そこから調子が良くなっていき、復帰に至りました。


私が通院している
八戸市民病院の 主治医によると
原因はひとつではなく、複数あるそうですが
今分かっている段階では
「セロトニンの減少」と「慢性炎症」 があげられるそうです。
詳細な説明は専門的な話になってしまうので
省きますが、この2つに対応する薬を飲むようになって
回復を実感しました。

しかし、コロナ後遺症は「完治」と
言い切ることができない病気です。
復帰してすぐに以前のようなフルパワーで
動いてしまうと、またぶり返してしまう恐れが
あるため、体調と相談しながら
スローペースで復帰する必要があります。

私の場合、ありがたいことに
職場に理解して頂き
時短勤務からスタートし、少しずつ仕事を
増やしていく事に協力して貰っています。

ただ、復帰したくても理解を得られず
退職を余儀なくされている人も多くいますし
学生の方は学校側の理解が得られず
「サボっている」とみなされる事も多いそうです。


全員に「理解」してほしい、とは言いませんが
こんな病気がある、という事を知って欲しいなと
思っています。


随分長くなってしまいましたが
この経験を生かし、一歩一歩
アナウンサーとして、人として
成長していきたいと思っておりますので
引き続きよろしくお願いします。


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今日、アナウンサーとしての
大きな一歩「初鳴き」を終えた
小山内碧アナウンサーと^^

落ち着いて、爽やかにデビューを
飾っていました!
聞き逃した皆さんはradikoで
「らじすく!エア」を是非チェックしてくださいね!!


同じ青森市出身の仲間が出来て
とても嬉しいです♪
皆さん、応援よろしくお願いします☆

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