津軽地方の40以上の神社の鳥居に飾られている
「鬼コ」と呼ばれる鬼は
災いが集落に入り込まないように
「守り神」として大切にされてきました。
弘前市の津軽藩ねぷた村と中南県民局が
タイアップして「鬼コ」をモチーフにした
「鬼コねぷた」を作りました。
モデルなったのは平川市日沼にある
三社神社の鳥居にある「青鬼」です。
「三社神社」に行ってみました。
境内の鳥居に青い鬼が鎮座していました。
その表情はこの集落には決して災いを入れないと、
鳥居から見下ろすように睨みを利かせていました。
青い体に赤いふんどしをした「鬼コ」は
災いや病気を取り払うほかに
子供を守る「守り神」の存在でもあるとされ
集落での信仰はあついと言われます。
迫力ある「鬼コ」ですね。
鳥居のウラに回ってみました。
睨みを利かす正面とは違って、赤いふんどし姿が
どことなくかわいらしさを感じさせます。
三社神社の青鬼をモデルにした「鬼コねぷた」です。
金魚ねぷたを作る技法で作られました。
直径6センチほどで、和紙に青い塗料を塗って
手足や角、赤い眉毛つけて丸みを帯びた
「鬼コねぷた」になりました。
GG大友もお守りとして玄関に飾ってみました。
津軽地方の古くから伝わる祭りや信仰、芸能などを
再認識してもらい、その魅力に触れる旅を通して
「鬼伝説」を知ってもらおうと言う企画から生まれた
「鬼コねぷた」です。
津軽藩ねぷた村、アスパム、
青森県特産センター東京店などで、
税込み1700円で販売されています。 (GG大友)
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