番組審議会とは
放送法に基づき、放送番組の適正を図るために外部有識者の声を聴く場として設置しています。
主な役割は、
・放送番組の適正を図るため必要な事項を審議する、
・放送局に対して意見を述べる
ことなどとなっており、番組審議会が取りまとめた「答申」や「意見」は放送局がこれを尊重して必要な措置を講じます。
また具体的な番組の視聴・聴取も行われ、放送局はその議論や意見交換を次の番組作りに役立てています。
審議委員名
委員長
磯 山 隆 幸(写真家)
副委員長
坂 本 徹(教育問題アドバイザー)
遠 山 良 雄(デーリー東北新聞社 編集局資料室長)
八木橋 俊 夫(陸奥新報社 常務取締役 営業局長)
欠席)
川 嶋 大 史(つがる市観光物産協会 会長)
平 間 恵 美(NPO法人はちのへ未来ネット 代表理事)
平 野 陽 児(東奥日報社 編集局 生活文化部長)
上 村 鮎 子(十和田乗馬倶楽部 代表取締役)
第604回番組審議会
青森放送では、去る7月5日
(
金
)
に第604回番組審議会を開催し、委員7人社側6人が出席しました。
今回はテレビ番組『RABニュースレーダー』を審議しました。
(番組内容)
フラッシュニュースをあわせて13項目のニュースと天気予報を放送した。太平洋墜落事故を起こした空自三沢基地F35戦闘機の飛行再開を三沢市が容認したニュースをはじめ、東通村野牛の地まきホタテ水揚げ、東京五輪観戦チケット抽選結果をめぐる県内の動き、水稲の生育状況、太宰治生誕110年を記念して10年ぶりに上演される演劇「津軽」の制作発表等のニュースを放送した。
審議委員からの感想・意見
完成度の高いニュース。
幅広い視聴者に合わせてバラエティに富んだ内容をセレクトしている。
天気予報の放送予定時間を字幕で予告表示しているのは良い。
放送しているニュースのタイトルを右上に字幕表示したり、その日のニュースタイトルをまとめて紹介しているのが良い。
天気予報が細かいところにまで行き届いていると感じた。
五輪チケット抽選のニュースでは、当選者を3名もどのようにして探し出したのか驚いた。
野牛の地まきホタテなど地域を捉えてじっくり紹介している。
ホタテはどうすれば買えるのか情報がほしかった。
野牛漁港の地図スーパーは入れた方がよい。
ニュースレーダーに望むのは安心感と清潔感。それをこれからも継続していってほしい。
F35墜落の原因のニュースでは、少なからず不安を持っている人がいるので、そういう声も紹介してほしかった。
アノンシスト賞はどういう賞なのか字幕で補足してほしかった。
字幕など色のバランスがよく見やすい。
ニュースフラッシュはチョイスもテンポよい。