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おとらじ便り

全国伝統こけし工人フェスティバル

2022.10.26

黒石市の津軽こけし館で開催された
「全国伝統こけし工人フェスティバル」に
行ってきました。(10/16
今年で35回目を数える恒例の行事です。

こけしフェスティバル1 (002).jpg

大小、様々なこけしが展示・販売されていました。
山で木材を挽きお椀やお盆を作っていた
「木地師(きじし)」と言われた人たちが、
子供向けの木の人形を作ったのが
「こけし」の始まりと言われます。



今回は津軽系(青森県)南部系(岩手県)
遠刈田系、鳴子系、弥次郎系(宮城県)の5系統、
19人の工人の作品が参加し伝統的なこけしの他に、
遊び感覚にあふれたこけしや木地玩具も
たくさん展示されていました。

こけしフェスティバル2 (002).jpg

写真は遮光器土偶をこけしにしたもの、
パッチリと目を見開いた可愛いいこけし、
りんごをかじった後の芯に顔を書き込んだような、
これもこけしです。GG大友の干支イニシシの置物、
コマを回して倒れた先で運勢を占う木地玩具など。



1031日のハロウィーンにちなみ、
こんなこけしもありましたよ。

こけしフェスティバル3 (002).jpg

こけし工人会の
阿保六知秀(むちひで)会長に話を聞きました。
「この催しは単なる販売会ではなく、こけし工人と
話をかわしながら、作品を選ぶことが出来る。
自分たちもお客さんの要望を聞きながら、切磋琢磨
できる場でもある。また、同じ工人と情報交換できる
大事な場でもある」と話していました。

こけしフェスティバル4 (002).jpg

若いこけし工人や女性の工人の方もいて、
伝統を守りながら、新しいアイディアの
こけし作りにも努力している様子が感じられました。
                   (GG大友)

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