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おとらじ便り

進化した今年の田んぼアート!

2022.7.27

今年29回目になる田舎館村の「田んぼアート」が
見頃を迎えています。今年の作品はイタリアの芸術家
レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」と
日本の名画として、国の重要文化財に指定されている
黒田清輝の「湖畔」です。二つの作品とも
浮かび上がってくるような見事な作品です。

田んぼアート1 (006).jpg

「モナリザ」の作品は2003年(平成15年)にも
制作されています。それが、こちらの写真です。

田んぼアート2 (006).jpg

19年前の「モナリザ」は村役場の展望台から見ると
顔はしもぶくれで体は下に行くにしたがって大きく
太って見えます。完成図と実際の作品に差異があった
ことから、以後の田んぼアートは本格的な遠近法を
取り入れることになったそうです。

田んぼアート3 (005).jpg

こちらの写真がリベンジした「モナリザ」です。
使う稲の種類の色を3色から7色に増やし
測量する技術も格段に向上した結果、
見事な「モナリザ」に生まれ変わりました。


田んぼをキャンバスにして、色の違う稲を
絵の具代わりにして巨大な絵を描く田んぼアートは
年々素晴らしい作品が生まれています。制作する
スタッフのご苦労があったからこそと感じましたね。
田んぼアート4 (004).jpg

そして田舎館村弥生の里の第2会場の作品です。
タイトルは「縄文から弥生へ」
昨年「北海道・北東北縄文遺跡群」が世界遺産に
登録された事を祝い、また村で弥生時代の水田跡が
見つかっていることから、縄文から弥生への
移り替わりを表現した作品が作られています。
夏から秋と稲も実り一段と色合いも輝くそうです。
田舎館村の田んぼアートは
1010日(月・祝)まで開催です。 (GG大友)

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