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「草間彌生コレクション展」に行ってきました

2022.7.20

2022―2:サマータイム・サマータイム」
現在、青森県立美術館で開催中です。これは
県立美術館が所蔵する作品を公開するもので
草間彌生さんの作品を公開する特別展示も
そのひとつです。タイトルの「2022―2」は
年4回開催されるコレクション展の
2回目という意味だそうです。

県美コレクション展1 (002).jpg

草間彌生さんの作品は
大阪在住の美術品コレクターから
寄託を受けた51点が展示されています。
現在93歳になる草間彌生さんは
「水玉のアーティスト」として
世界的に知られる前衛芸術家です。
少女時代の草間さんの目に映った物は
水玉におおわれた世界だったそうです。
伝統的な日本画を学んだ後、ニューヨークに
わたり水玉や網目を作品に用いて人気になり
その作品は世界中で展示されることになります。

県美コレクション展2 (002).jpg

こちらの作品は「幻影の彼方」という
1999年の作品で、展示空間も含めて作品とする
インスタレーションという手法のもの。
人物像にも椅子、テーブルにも点や網目、
水玉のような模様が描かれています。


草間彌生さんの作品は
見る人を楽しくさせると同時に
壮大な宇宙をも感じさせるものがあると思いました。
今回のコレクション展は
棟方志功・馬場のぼる・奈良美智・タイガー立石のほか
ウルトラマンのデザインを手掛けた成田亨の作品にも
触れることが出来る展示会です。
会期は10月2日まで、観覧料一般510円、
大学高校生300円、中小学生100円とお得ですね。
夏休みに出かけて見てはいかがでしょうか。

県美コレクション展3 (002).jpg

県立美術館のインフォメーションボードにある
今回のコレクション展のポスターです。
ナイトミュージアムの案内がありました。
723日、827日、9月10日と24日ともに
土曜日の午後5時からの開催で夕涼みがてら
ゆっくりと鑑賞できますね。


ブログ掲載写真は青森県立美術館コレクション展
2022―2:サマータイム・サマータイム
「特別展示:草間彌生のキセキーWコレクションによる」
の展示風景を許諾を頂いて掲載しました。 (GG大友)

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