牧草が燃え1日経っても鎮火せず 牛舎全焼で子牛8頭が逃げ遅れか 青森県むつ市
きのう夕方、むつ市で発生した牛舎などが全焼した火事は、まる1日経ちましたがまだ鎮火していません。(11日午後6時現在)
この火事でけが人はいませんでしたが、子牛8頭が逃げ遅れたとみられています。
★青森放送 加藤誠記者
「火事があった牛舎は大きく屋根が崩れています」
火事から一夜明けたきょうの現場です。
牛舎の屋根が崩れ落ちていてます。
近くには焦げた牧草もあり、激しく燃えたのがわかります。
火事があったのは「ミルク工房ボン・サーブ」の向かい側にある牛舎です。
きのう午後6時まえ牛舎の所有者で、むつ市田名部の原英輔さん71歳が飼料に火が付いていることに気づき、消防に通報しました。
火はおよそ350平方メートルの牛舎を全焼し、隣り合う牧草置き場に燃え移りました。
★近所の人
「来た時はこれ以上に煙が上がっていました 炎ももっと出ていました」
「牛が大丈夫ならいいと思って」
けさ鎮圧状態になりましたが、大量の牧草が燃えたため地中に熱がないか掘り起こしていて、まる1日経ったいまもまだ鎮火していません。
この火事でけが人はいませんでしたが、牛舎にいた子牛11頭のうち8頭の行方がわからず、逃げ遅れたとみられています。
警察と消防は出火した原因などを調べています。
ボン・サーブ前を会場にしたあさっての「しもきたマルシェ」は、予定通り開催するということです。