【路線価】青森県内平均が“初めて上昇” 最高額は青森市の新町通り むつ市の中央2丁目国道338号通りは3年ぶりに上昇
土地の評価額「路線価」が発表され、前の年と比べた変動率の県内平均が今の算定方法を導入した2010年以降、初めて0.5%上昇となりました。
路線価は相続税などの基準となる1平方メートルあたりの土地の価格で、仙台国税局が1月1日時点の県内2,922地点を調査しました。
このうち最も高かったのは青森市新町一丁目の新町通りで、2020年以来5年ぶりに16万円となり前の年より3.2%上昇しました。
また、むつ市の中央2丁目国道338号通りは3年ぶりに上昇し、3万4,000円でした。
弘前市や八戸市など5地点は横ばいでした。
県内平均は0.5%の上昇になり、現在の算定方法を導入した2010年以降初めて上昇となりました。
仙台国税局などから依頼を受けた不動産鑑定士は「訪日客の回復に加え青森駅ビルなどの完成で中心街がにぎわいを取り戻している」と分析しています。