「今の物価高は最悪だよね…」「ビジョンを見せてほしい」有権者の声・選挙の意義は?専門家は「本格的な政権交代が起こる可能性を持つ選挙」と指摘【2025参議院選挙・青森】
選挙戦では物価高騰に対する経済対策やコメを始めとした農業政策、人口減少対策などが主な争点で、各候補者の具体策が問われています。
★60歳代 無職
「今の物価高は最悪だよね」
「食品が1.5倍から2倍だから全部びっくりですよ」
★40歳代 看護師
「おコメも高いし、給料が上がってくれればその分カバーできるから」
★40歳代 教員
「子どもを2人抱えているので、できれば教育費などを保障してもらえたら助かります」
★30歳代 会社員
「今の社会保障や年金制度というのは課題はたくさんあると思うので、このまま棚上げにしないで、ビジョンを見せてほしい」
専門家は選挙の意義を次のように指摘しています。
★弘前大学教育学部 蒔田純 准教授
「今回に限っては、昨年の衆院選で少数与党になりましたので、場合によっては今回の参院選で(参議院の議席数について)野党側が与党側を逆転すれば、場合によっては首相が代わったり、あるいは本格的な政権交代が起こる可能性を持つ選挙だと思いますので、特にその意義が強くて政権を選択するそれに準ずるような選挙であり、その意義は極めて大きな選挙」
3年前の参議院選挙の県内の投票率は49.49%と50%に届いていません。
投票日は異例の3連休の中日で、投票率の行方も大きな焦点です。