急な大雨…道路では大きな水しぶきが!7地点で1時間雨量が6月“観測史上最大”に 大気が不安定な状態続く
県内は各地で大雨となり、1時間に降った雨の量が青森市や八戸市で6月の観測史上最大となりました。
青森地方気象台は今夜遅くにかけて土砂災害や河川の増水などに注意・警戒するよう呼びかけています。
午後3時ごろの八戸市、側溝から雨が吹き出しています。
きょうの県内は前線や暖かく湿った空気の影響で、昼ごろから各地で雨が降り、青森市と八戸市に一時大雨警報が発表されました。
1時間に降った雨の量は野辺地町で40.5ミリ、青森市と八戸市で27ミリなどと、7つの観測地点で6月の観測史上最大となりました。
★青森放送 葛西将央記者
「車が大きな水しぶきをあげて走行しています」
午後から激しい雨となった青森市では道路に水がたまり、車が通るたび大きな水しぶきがあがっていました。
夕方に強い雨が降った八戸市では、行き交う人たちが急な雨に驚いていました。
★通行人
「天気予報とかで雨降るって聞いていたんですけど、想像よりもずっと強くてびっくりしています」
「バス乗って来てたんですけど、バスに乗る際にも急に大雨降ってきたんで、傘持っていないでずぶ濡れになっている子もいたので、急な雨は気をつけたい」
大雨の影響でJRが乱れ、五能線は能代と深浦駅の間で運転を見合わせ上下合わせて6本が運休しました。
八戸線は八戸・鮫駅の間で上下合わせて4本が、大湊線も大湊・野辺地間で4本が運休しました。
気象台によりますと、あす午後6時までの24時間に降る雨の量は多いところで50ミリと予想されています。
今夜遅くにかけて大気が不安定な状態が続くため、青森地方気象台は大雨による土砂災害や河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。