【破産情報】アドプリンター(八戸市)が自己破産申請へ 負債約1,300万円

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青森 2025.07.11 15:39

帝国データバンクによりますと、アドプリンター(八戸市)は、6月30日に事業を停止し、7月1日付で事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請準備に入りました。
アドプリンターは1978年(昭和58年)10月に(有)アド開発企画の商号で設立された印刷業者です。
地元・八戸市内を中心とした事業所を得意先として、名刺、伝票、封筒などの商業印刷を行っていました。
2009年1月に現商号へ変更したのを機に飲食店向けのスタッフTシャツのほか、ノベルティグッズの企画制作、ホームページ制作、映像やアプリケーションの制作なども行い、紙媒体から繊維媒体、デジタル媒体と多岐に渡るサービスて営業基盤を構築しました。
しかし、コロナ禍に入って商業活動が縮小すると業績は低迷し、連続の赤字決算を余儀なくされ財務内容が悪化。
コロナ禍の終息後も業績は回復せず、2024年3月期の年収入高は約2,500万円に対して赤字決算を余儀なくされていました。
その後も業況は改善せず、資金繰りが限界に達したことから6月30日で従業員を解雇し、事業の継続を断念したということです。
負債は2024年3月期末時点で約1,300万円とみられています。