青森県 6か月累計の企業倒産件数が前年より『4割以上増加』 年間で4年連続前年超えの可能性も

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青森 2025.07.02 11:28

青森県内でことし6か月の企業倒産件数が48件と前の年より4割以上増えたことがわかりました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、法的整理による負債1,000万円以上の倒産件数は7件で、負債総額はおよそ4億100万円でした。
前の月と比べると1件増え、負債総額はおよそ1億1,700万円減りました。
また前の年の同じ月に比べ、3件増え、負債総額は5,200万円減りました。
倒産の態様はいずれも破産で、要因としては業績不振が大半でした。

前の年の倒産は6か月累計で34件でしたが、ことしは48件となっています。
引き続き企業倒産は増加基調と捉えられ、4年連続で前年超えの倒産件数となる可能性が高いとしています。

全国的にも緩やかな増加傾向が続いていて、物価高や人手不足、トランプ関税の影響など、件数を押し上げるリスクが山積しています。