海自八戸 P-3C哨戒機の部品紛失を発表

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青森 2025.07.08 10:03

海上自衛隊第2航空群は八戸航空基地所属のP-3C哨戒機2機の部品を紛失したと発表しました。
紛失したのはエンジン排気管の「リベット」と呼ばれる直径4ミリ、長さ5ミリ、重さ0.3グラムの耐熱鋼の留め具あわせて3本です。
7日午前5時45分ごろ、八戸航空基地で飛行前点検をしたところ、部品の紛失を確認したということです。
これまでのところ被害に関する情報はないということです。

2機が5日と6日に上空を通過した市町村は以下の通りです。

北海道:
稚内市・厚岸町・浜中町・別海町・標津町・中標津町・羅臼町・斜里町・豊富町・幌別町・天塩町・羽幌町・苫前町・小平町・留萌市・北竜町・雨竜町・新十津川町・当別町・月形町・岩見沢市・栗山町・由仁町・安平町・厚真町・むかわ町・平取町
青森県:
八戸市・五戸町・南部町・おいらせ町

八戸飛行場内を捜索しましたが部品は発見できず、飛行経路上の関係各部に通報したということです。
海上自衛隊第2航空群司令部は、紛失部品らしきものを発見した場合は連絡するよう呼びかけています。

部品紛失を受けて青森県は、事案の再発防止に向けて適切な措置を講ずるよう、海上自衛隊第2航空群司令部に口頭で要請しました。