ビル8階「ブランコ工法」で窓の清掃 始めようとした際に30メートル転落か…男性死亡 青森県青森市
きのう青森市でビルの窓ガラスの清掃中に8階から転落した男性が亡くなりました。
男性は作業を始めようとした際に転落したということです。
亡くなったのは青森市の会社員 野宮裕史さん35歳です。
野宮さんはきのう午前11時ごろ、窓ガラスの清掃作業にあたっていた青森市長島2丁目のビルで、高さおよそ30メートルの8階から転落しました。
野宮さんは市内の病院に運ばれましたが、およそ6時間半後に出血性ショックで亡くなりました。
現場の屋上からは、ロープが垂れ下がっているのが確認できました。
警察によりますと、野宮さんは「ブランコ工法」と呼ばれる、足場を設置せずにロープに体を固定する方法で清掃作業を始めようとした際に転落したということです。
またロープなどは切れていなかったということです。
警察が事故の原因や当時の状況を詳しく調べています。