上空に氷点下6度以下の『寒気』が…2日夜遅くにかけて大雨 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒を
1日午後4時14分、青森地方気象台は大雨と雷及びひょうに関する青森県気象情報を発表しました。
青森県では、暖かく湿った空気や上空の寒気の影響により、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
2日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
大雨と雷及びひょうに関する青森県気象情報 第1号
[気象概況]
高気圧が日本の南にあって、東北地方には、高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
また、東北地方の上空約5500メートルには、氷点下6度以下の寒気が流れ込み、2日にかけて、大気の状態が不安定となるでしょう。
このため、青森県では、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の予想]
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
津軽 40ミリ
下北 40ミリ
三八上北 40ミリ
1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
津軽 80ミリ
下北 80ミリ
三八上北 80ミリ
[防災事項]
津軽と三八上北では2日夜遅くにかけて、下北では2日明け方から夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、青森県では、2日夜遅くにかけて、落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設等への被害に注意してください。