結果次第で勢力図は大きく変わる…選挙の構図・各党は【2025参議院選挙・青森】

この記事をシェア

  • LINE
青森 2025.07.02 20:13

こちらは3年前の県内の勢力図です。
県関係の国会議員は衆参で自民が5人立憲は1人でしたが、去年の衆院選のあとには自民4人立憲3人に変わりました。
今回の結果次第で勢力図は大きく変わります。

去年の衆議院選挙で逆風にさらされ、小選挙区独占が崩れた自民は参議院で唯一の議席の死守をめざします。
低迷する党勢や国会議員不在の3区での浸透が懸念材料ですが、組織をフル活用し支持固めを急いでいます。

★自民党県連 津島淳 会長
「日本、青森をどうするかという政策についてより丁寧にわかりやすくご説明をする」
「組織として県連を挙げて支持をいただけるようそれぞれ皆さんで動いていただければ」

立憲は今回議席を奪取すれば国会議員が4人になり県内の勢力図で自民を上回ります。
ただ直近3回の参議院選挙のような野党共闘は実現せず、野党第1党の真価が問われます。

★立憲民主党県連 田名部匡代 代表
「全力で私たちは結束して戦うしかないということだと思います」
「1人区ですからここで勝てるかどうかがまさに次の政権交代につなげることができるかそれがかかっている本当に大事な選挙区だ」

共産は去年の衆院選の比例で8選をめざしたベテランが落選。
党の存在感を打ち出すために12年ぶりに独自候補を擁立し次の衆院選も見据えた戦いを進めます。

★共産党県委員会 畑中孝之 委員長
「ぶれずに自民党政治と対決するという党の役割値打ちがいよいよ光ってきている重くなっていると思いますので今回の独自で党の躍進をめざして戦いたい」

参政党は東京都議会議員選挙で初めて議席を獲得した勢いを生かし戦いを進める考えです。
県内でも地方議員が誕生し県連組織も発足、党勢の拡大を目指します。

★参政党県連 後藤清安 会長
「今回参政党は日本人ファーストという言葉を打ち出しています」
「一票でも多く積み上げるそして1人でも多くの方々に私たちの訴えを知っていただくということを全力でやっていきたいと思います」