弘前ねぷたまつり新賞の実証実験 「観客賞」と「参加団体が選ぶ本ねぷた賞」 文化を未来に継承していくために
およそ1か月後に開かれる弘前ねぷたまつりは新しい賞の「観客賞」と「参加団体が選ぶ本ねぷた賞」について実証実験をします。
弘前ねぷたまつりの全体会議がきのう夜弘前市で開かれコンテストで新しい賞を設けるなど見直しを発表しました。
新しい2つの賞は観客が1番気に入った団体に投票する「観客賞」と参加団体の代表者がことし1番だと思う本ねぷたに投票する
「参加団体が選ぶ本ねぷた賞」の実証実験を行います。
また審査の点数配分も骨組みが鉄骨化されたことを受け審査しにくいと不評だった項目の「構造」を「構造と絵」に変更するなど
一部見直されました。コンテストの見直しはねぷたの文化を未来に継承していくためとしています。
★弘前観光コンベンション協会 小笠原清寿 課長
「伝統や文化・歴史を守るというのも大事ですが今後ねぷたが続いていくことも大事だと考えましたので
子どもたちがまたねぷたを続けたい大人になってもねぷたに参加したいと思っていただけるようなねぷたにしていきたい」
弘前ねぷたまつりは8月1日から7日間行われます。