「見えない世界」を体感 国スポ・障スポ見据え警察職員が視覚障がい者に対する理解を深める 青森県青森市

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青森 2025.07.11 16:45

来年県内で開催される国スポ・障スポを見据え、警察職員の視覚障がい者に対する理解を深める研修会が青森市で行われました。

研修会には幹部職員や、警察学校の学生あわせて78人が参加しました。
講師は盲導犬を利用する視覚障がい者で、青森県視覚障害者福祉会の西澤友紀さんです。
冒頭ではアイマスクやタオルで目隠しをした状態で配られた「あめ」の形や、味を当てるなど見えない世界を体感してから研修が始まりました。
参加者たちは視覚障がい者の暮らしや日常の工夫を学びながら障がいがある人への合理的配慮について理解を深めていました。

★青森県視覚障害者福祉会 西澤友紀さん
「道ばたで視覚障害者に出会ったら、まず前の方から声をかけていただいて、そのあとで何かお手伝いできることはないかお聞きいただければと思います」

視覚に障がいのある講師を招いた警察幹部への講義は今回が東北で初めてです。