【悪質】作付け面積日本一の生産地で出荷目前の“ニンニク”16キロ盗まれる　青森県内で今年2件目…警察は窃盗事件として捜査　

農家の苦労を踏みにじる悪質な行為です。
十和田市で収穫を終えたニンニク16キロが盗まれているのが見つかり、警察が窃盗事件として捜査しています。

ニンニクの作付け面積日本一の十和田市ではいま収穫の最盛期を迎えています。
そんななか、きょう市内で59歳の男性が自身のビニールハウスからニンニクが盗まれていることに気づきました。
盗まれたのは「白玉王」という品種のニンニク、およそ16キロ、2万4,000円相当です。
警察によりますと男性は今月21日から23日まで畑でニンニクを収穫し、出荷に向けて合わせて480袋を乾燥させていたということで、盗まれたのはこのうち2袋分でした。
県内では今月19日にも五戸町の畑で収穫前のニンニクが盗まれる被害があり、ニンニク窃盗はことし2件目です。
国産の7割を占め生産量日本一を誇る青森のニンニク。
十和田警察署は窃盗事件として捜査するとともに付近のパトロールを強化しています。