【戦後80年】「あったことさえも忘れてしまう…」13隻が全滅し424人が亡くなった“青函連絡船”の犠牲者を追悼 平和への祈り捧げる 青森県青森市

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青森 2025.07.14 20:05

大戦末期、攻撃を受けた青函連絡船の犠牲者を追悼する集会が青森市で開かれました。

★青森放送 小林愛理キャスター
「参列した人たちは戦災の記録を刻んだ石碑に折り鶴を捧げています」

「青函連絡船戦災犠牲者追悼・平和祈念の集い」には青森空襲を記録する会がよびかけ、遺族など14人が参列しました。

★青森空襲を記録する会 今村修 会長
「戦後80年、平和が続いたというのは賞賛に値する。恐ろしい大変な悲惨な出来事を繰り返してはならんと、できるだけ多くの人に語り継ぐ」

1945年のきょう7月14日と8月10日に、青函連絡船13隻がアメリカ軍艦載機の攻撃を受け全滅し、424人が亡くなりました。

★参列者
「この碑があってもこういう活動がなければあったことさえも忘れてしまうので、引き継がなければならないと思っています」

参列した人たちは平和への誓いを新たにしていました。