「指定の動画を見てスクリーンショット画像を送信するように」 50歳代の女性が約40万円をだまし取られる被害
青森県内に住む50歳代の女性がおよそ40万円をだまし取られる特殊詐欺の被害にあいました。
弘前警察署によりますと、女性は先月30日、スマートフォンでインスタグラムに表示された副業の広告をタップすると、LINEアカウント「じゅん」が登録されて
・指定の動画を見てスクリーンショット画像を送信するように。
などと指示されました。
女性が指示通りに作業を行うと、PayPayで少額の報酬を受け取ることができました。
「じゅん」から誘導されたSNSアプリ「Troveo」で女性は
・指定金額を振り込みサイト上で株価を予想すれば高額報酬を得られる副業がある
などと言われて、副業費用としてあわせて5万3000円を個人名義の口座に振り込みました。
サイトで株価予想ボタンを押すなどすると、画面上では高額報酬を受け取ることができました。
女性が副業を続けていると、「Troveo」で
・女性が予想ボタンを押し間違えデータが凍結されたのでデータ修復費用15万円を振り込まないと、報酬が引き出せなくなる
・出金にはさらに18万8272円が必要
などと言われて、個人名義の口座に現金あわせて33万8,272円を振り込みました。
女性はさらに金銭を要求されて被害に気づきました。
警察は「簡単に稼げる」などをうたう副業は詐欺の可能性が高いとして注意を呼びかけています。