大型トラックを“無免許運転”した自衛官を戒告処分 運転手不在で「代わりに運転」 海上自衛隊大湊基地
むつ市にある海上自衛隊の大湊基地で、大型トラックを無免許で運転した自衛官が戒告処分を受けました。
戒告処分を受けたのは海上自衛隊大湊地区総監部の50歳代の准曹士です。
准曹士はおととし8月、大湊基地内の護衛艦が発着する港で、帰国行事の会場の設営中に、作業の支障となる場所に駐車された大型トラックを大型自動車免許を持っていなかったにもかかわらず移動させました。
行事までの時間が迫るなか、付近に運転手が不在だったため代わりに運転したもので、トラックは5メートルほど前進したということです。
その場にいた作業員が作業について上司に報告した際に発覚しました。
海上自衛隊大湊地区総監部は単独作業の禁止や管理者による管理を徹底するなどして、再発防止に取り組みます。