17日間の選挙戦始まる!自民と立憲が「最重点区」と位置づけ激戦予想…立候補者5人は第一声で何を訴えた?【2025参議院選挙・青森】
参議院選挙がきょう公示され、17日間の選挙戦が始まりました。
青森県選挙区にはご覧の5人が立候補しました。
届け出順に自民党の現職で3期目をめざす滝沢求さん66歳、立憲民主党の新人 福士珠美さん60歳、参政党の新人 加藤勉さん65歳、共産党の新人 荻野優子さん33歳、政治団体NHK党の新人 佐々木晃さん53歳です。
5人の第一声を詳しくお伝えします。
滝沢さんは、青森市の青い森公園で自民党の国会議員などの応援を受け、第一声を行いました。
農政改革や物価高対策を進めて、活力ある青森県をつくりたいと訴えました。
★自民 現 滝沢求 候補
「しっかりと生産者の声を聞いて、コメを増産して、何と言っても収入がしっかりと向上できるような所得が、そういう形の農政改革に滝沢求はど真ん中で進めてまいりたい」
「エネルギーの安定供給、しっかりと経済成長ができる地域づくり、青森県づくりを進めてまいりたい」
「今回の選挙はまさに、この皆様方の地域のどの政党が暮らしを守り、どの候補が産業を守れるかが問われています。それができるのは皆さん、自公連立政権ではありませんか」
福士さんは、青森市の青森駅前公園で第一声を行いました。
立憲の党本部から小川幹事長が応援に駆けつけるなか、青森から政権交代の風を起こすと訴えました。
★立憲 新 福士珠美 候補
「「物価高からあなたを守り抜く」をスローガンにしまして,、食料品の消費税0%、ガソリンの価格を下げる、コメ価格の適正化、これを軸として責任ある物価高対策を進めてまいりたい」
「雇用格差、賃金格差、地域格差、教育格差さまざまな格差が広がってきました」
「この失われた30年、しっかりとひっくり返していきます。この青森から政権交代の大きな風を起こします」
加藤さんは、青森駅前公園で第一声を行いました。
国の安全保障につながる、第一次産業の生産現場を支援することで地域が活性化できると訴えました。
★参政 新 加藤勉 候補
「食べ物が一番大事。農家さんたち、漁師さんたちを全面的に国がサポートしなければいけない、収入保障ですよ」
「青森県で、地元で働きたいという子どもたちは、働く場所がないから仕方なく県外に出ている」
「今ある第一次産業、これを活性化する。それが最も即効性、現実性、現実的である。国防にもつながっている」
「地方の活性化が日本の活性化につながる。日本人ファースト、常に言っています。日本人第一、日本人ファースト」
荻野さんは、青森市緑1丁目で第一声を行いました。
アメリカに頼らない自立した外交政策や、消費税5%への減税など共産党が掲げる政策を訴えました。
★共産 新 荻野優子 候補
「日本の農業と食料の安全を守るためにも、アメリカの言いなりの政治はやめて、対等平等の日米関係ときっぱり言える日本共産党を、どうか大きく伸ばして下さい」
「消費税は廃止をめざして、緊急に5%に減税をして、暮らしも社会保障も大切にする政治にしましょう」
「「声を上げれば社会は変わるし変えられる」これが私のスローガンです。平和の先頭に立って、きっぱりとものが言える政党、日本共産党だからこそ一緒に政治を変えよう社会を変えよう」
佐々木さんは、青い森公園で第一声を行いました。
★N党 新 佐々木晃 候補
「地方は車社会だから、ガソリン税廃止が一番の地方創生になる。ガソリン税廃止を求めます」
今回の選挙は、衆議院で少数となった与党が、参議院で過半数を維持できるかが最大の焦点で、物価高対策や農業政策などを争点に、17日間の選挙戦が行われます。
1人区の青森県選挙区は、自民と立憲がともに「最重点区」と位置づけており、激戦が予想されています。
投票は今月20日に行われます。
県内の有権者数はきのう現在、103万3,282人です。