「少しでも早く…」基地の騒音やPFAS巡り住民たちが陳情 早期移転や安全対策の実施などを求める 青森県三沢市

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青森 2025.06.20 17:14

三沢基地周辺の住民で作る連合会は、住民の早期移転や安全対策の実施などを三沢市に陳情しました。

陳情したのは三沢基地周辺町内連合会の種市会長たちで、小桧山市長に陳情書を手渡しました。
陳情では夜間や早朝の訓練禁止や安全対策の実施、それに基地周辺で確認されたPFASについて、国の暫定指針まで下げる対応の実施など8項目を求めています。
中でも騒音問題では、集団移転や防音工事の基準となる線引き「騒音コンター」の調査結果が、今年度公表されます。
ただ、アメリカ軍機が今後騒音の大きいF35Aに置き換わることになっているため、連合会では基地周辺住民の早期移転を求めています。

★三沢基地周辺町内連合会 種市光雄会長
「少しでも早くしてもらわないと住んでいる人間は高齢化もしていますので、少しでも早く移転してもらいたい」

三沢市は市議会とともに、来月にも防衛省などへ要望することにしています。