青森市の住宅街でクマ出没 警戒強める 目撃相次ぎ看板設置
住宅街などでクマの目撃が相次いだ青森市では29日看板を設置するなど警戒を強めています。
★青森放送 木下玲斗 記者
「クマはきのうこちらの住宅地へ現れ国道方面へと移動していたということです」
市によりますと28日午後3時半すぎ青森市新城の住宅街で「子グマがいて立ち去った」と警察に通報がありました。
クマは体長およそ1メートルで国道方面に移動した後行方は分かっていません。
またきのう午後1時ごろには市営バス西部営業所から西に500メートルの家で南に移動するクマ1頭が、30分後には近くの畑でも目撃されていました。
同一個体なのかは不明ですがクマはいずれも体長およそ1メートルで被害はありませんでした。
市は29日目撃場所の近くにクマの出没を知らせる看板を設置し市民に警戒を呼びかけています。
★青森市環境保全課 佐藤源志 主幹
「(クマを)見かけた場合は市役所に連絡を頂ければ対処していくような形を取っていきたい」
今月22日時点県内のクマの目撃件数は371件と去年の同じ時期に比べ100件近く増えています。