「どういう形がベストなのか…」むつ総合病院の整備巡る“事前調査”始まる　病院の現状から新築か改修かを比較へ　青森県むつ市

むつ総合病院の新しい病棟の整備について、新しく建築する案と現在の病棟を改修する案を比較するために、費用やスケジュールなどを調べる調査が始まりました。

きのう、むつ総合病院には病院側と調査業務の委託契約を結んだ東京の建築会社の担当者が訪れ、病院の外壁が設計図どおりに作られているか調べていました。
むつ総合病院は老朽化のため新しい病棟を整備する方針で、新しく建築する案と現在の病棟を改修する案の2つの案について検討しています。
この2つの案を比較するため、担当者が調査で病院の現状を確認し、費用やスケジュールなどを算出します。

★調査を担当　内藤建築事務所東京事務所　矢口正宏さん
「長寿命化や耐震化、もしくは新築か総合的に今回調査させていただいて、どういう形が病院にとってベストなのか、これから全社を挙げて取り組んでいきたいと思っています」

調査はことし12月19日までに行われ、病院側は調査の結果をもとに整備方針について検討していきます。