全国からの観光客で人気の鉄道が運転士不足で“減便”に 通学の高校生も「困る…」 運行する津軽鉄道が車掌を募集中 青森県五所川原市・中泊町
五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道は、人手不足で6月から一部減便となり、新しい運転士の確保を急いでいます。
津軽鉄道は奥津軽の冬の風物詩「ストーブ列車」や芦野公園の「桜のトンネル」などが人気を集め、全国からも多くの利用客が訪れています。
しかし今月1日のダイヤ改正で、1日の運行本数を上下合わせて5本減便し、21本になりました。
この春、在籍していた4人の運転士のうち1人が退職、残る3人だけではこれまでのダイヤでの運行が困難になり、減便を余儀なくされました。
★通学に利用する高校生
「困るなと 帰る時間が合わなくなっちゃうから大変だなと思います」
津軽五所川原駅には運転士として働ける車掌募集のポスターを掲示していますが…。
★津軽鉄道 澤田長二郎社長
「県外からとか話があったりするけど」
「給料とかそういう問題もあるので、そういうのを双方で話してOKであれば、やっぱり県外からとなると現実問題として、それをクリアしなければいけないのもあるので」
津軽鉄道は運転士を確保できれば、利用者の状況などを見て従来通りのダイヤに戻すことも検討するとしています。