【継承】「かかしロード」の灯を消さない！国道沿いの“風物詩”復活へ　イベントを引き継ぐ次世代が始動！　青森県青森市

ことしの春を最後に活動を終了した青森市の「かかしロード280」は、この秋復活に向けて新しい形で再スタートを切ります。

「かかしロード280」は、市民が手作りした“かかし”などが青森市の国道280号沿いに500体ほど並ぶ秋の風物詩となっていました。
しかし資材の高騰や後継者不足などを理由に、ことし春の桜マラソンを最後に18年の歴史に幕を下しました。

ただ、継続を望む多くの声が寄せられたことから、油川連合町会や油川中学校などが実行委員会を設立し「かかしロード」を引き継ぐイベントを開くことになりました。
青森市役所に西市長を訪ねて報告した新しいイベントは「かかしフェスタ de Aburakawa」です。
かかしは、いままでの10分の1の50体ほどですが、国道280号沿いに並べられます。

★油川中学校　佐藤研 校長
「幼稚園・小中高の時代だけでなくそういうことを継続してやることで、生徒が大人になったときに将来地域に関わっていけるひとつの大きなイベントになるのではないかな」

★油川連合町会　葛西清光会長
「ねぶたに次ぐ地域のイベントとして、今後大きくやれたらいいかなと思っております」

「かかしフェスタ」は9月20日から10月13日まで開かれます。