学校の敷地内に“クマ”…1週間ほどグラウンドや野球場が「使用制限」に 市内では既に去年1年間を上回る目撃件数 青森県むつ市

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青森 2025.07.10 12:01

むつ市の中学校の敷地内できのうクマが目撃され、学校では1週間程度グラウンドの使用を制限するなど警戒を強めています。

むつ市のむつ中学校ではクマの目撃を受けて、教職員がけさ校門前で生徒の登校を見守りました。
学校によりますと、クマはきのう午後1時半前、昼休みに生徒2人が校舎と野球場の間にある階段付近で目撃しました。
生徒たちは校舎の中に入り、教職員が目撃場所の周辺を確認しましたが、クマはいなくなっていたため、付近の林の中に入ったとみられています。
けが人などはいないということです。
むつ中学校では1週間程度、昼休みなど生徒だけでグラウンドや野球場を使用しないよう呼びかけるなどして警戒を強めています。

★むつ中学校 竹川康則 校長
「(生徒には)万が一出会ってしまった場合は大きな動きをしたり声を出したりしないで、静かにその場から立ち去るということを継続して指導しています」
「1週間程度は様子を見たいと思っています」

むつ市ではことしクマの目撃が先月末現在126件で、すでに去年1年間の81件を上回っています。