【新事実】「年のせいで字も書けなくなっていて…」死亡診断を任された“みとり医”は少なくとも3人いたか 関係者が語る 青森県八戸市・みちのく記念病院殺人隠蔽事件

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青森 2025.07.18 19:24

死亡診断書に認知症の疑いで入院していた医師の名前が書かれていた今回の事件。この「みとり医」と呼ばれる医師が病院に少なくとも3人いたことが関係者への取材で新たに分かりました。

★病院関係者
「過去に今の先生じゃない先生も、みとり医として勤めていた時期がありました」
「その先生も年のせいで字も書けなくなっていて、2人羽織で書かせたことも正直見ていました」

今回の事件で遺族に交付された死亡診断書。
書かれていた名前の医師は認知症の疑いで入院していました。
院内では夜間などに対応できる医師がいないときに死亡診断を任され「みとり医」と呼ばれていました。
関係者によりますと「みとり医」は事件の際にいた医師の後任もいて少なくとも3人いたことが新たにわかりました。
後任の医師は80歳代の男性でことし3月に退職しましたが当時、認知症の疑いで遺体を見ずに死亡診断をすることもあったということです。
捜査関係者によりますと、起訴段階で事件についてもと理事長の男は「そもそも知らない」医師の男は「関わっていない」などと否認しています。