「あなたと会いたい」→「会員登録必要」で支払うも会えず…50歳代男性が1万円被害
弘前警察署によりますと、6月1日、青森県内に居住する50歳代の男性は、スマートフォンでInstagramを閲覧中、アカウント「英子」からダイレクトメッセージで、
・出会いを求めているのなら、私のLINEアカウントを友だち登録してください。
と言われ、LINEアカウント「英子」を登録しました。
すると英子から別の女性のLINEアカウントを紹介され、そのアカウントとやり取りしたところ、女性から、LINEメッセージで、
・あなたと会いたいので、英子さんに伝えてほしい。
と言われ、英子にその旨を伝えたところ、英子からLINEメッセージで、
・女の子と会うためには会員登録が必要であり、登録料として指定する口座に1万円を振り込む必要がある。
と言われたことから、会員登録費用として、6月3日、県内金融機関ATMから、指定された大手金融機関の個人名義口座に現金1万円を振り込みました。
しかし、女の子と会うことができず、更に振込みを要求されたことから不審に思い、詐欺被害に気付いたということです。
警察はSNSアプリ等を通じて、交際や性的サービスをあっせんし、登録料や実際に会うための手続費用の名目でお金を振り込ませるのは詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。