米軍F16戦闘機が「エマージェンシー」で着陸し民間機の運航に影響 青森県が“再発防止”を要請
18日にアメリカ軍三沢基地所属のF-16戦闘機がエマージェンシーで三沢飛行場に着陸し、民間機の運航に影響を与えたとして、青森県は19日、第35戦闘航空団司令官兼米軍三沢基地司令官と東北防衛局長に対して口頭で再発防止を要請しました。
三沢空港では大阪行きの1便におよそ50分の遅れが発生していたということです。
三沢空港の滑走路はアメリカ軍や航空自衛隊と共用されています。
以下、要請の全文です。
米軍三沢基地所属F-16戦闘機のトラブルについて令和7年6月18日、米軍三沢基地所属のF-16戦闘機がエマージェンシーにより三沢飛行場に着陸し、民間機の運航に影響を与えるというトラブルが発生しました。
県としては、今回のトラブルは、三沢基地を抱える県民の生活に不安を与えるものと受け止めているところです。
つきましては、次の点について要請します。
○ 航空機の運用に当たり、点検整備等、安全確保体制の確保に万全の措置を講じ、再発防止に努めること。