東北新幹線(新青森~郡山)に再エネ 5月から順次導入
JR東日本は東北新幹線の新青森から郡山の運転の一部に再生可能エネルギー由来の電力を使うと発表しました。
使うのは宮城と岩手両県の太陽光発電所(出力計3万7,600kW)で作られた電気で東北電力から供給を受けます。
供給規模は一般家庭1万5,100世帯分相当となるおよそ4,700万kWh/年で、運行に必要な電力のうちおよそ9%が再生可能エネルギーに置き換わります。
これにより年間およそ1万9,100トンの二酸化炭素排出を削減できるとしています。
5月から順次導入するということです。
JR東日本では2050年度の二酸化炭素排出量「実質ゼロ」を掲げ、秋田・山形新幹線ですでに再生可能エネルギーを導入しています。
新幹線では3例目で東北エリアでは最大規模となります。
JR東日本と東北電力、三菱HCキャピタルエナジー、久保田本店の4者がオフサイト型コーポレートPPAサービスに関する契約を今月23日に締結しました。