【奇祭】“キリストの墓”に神主が祝詞奏上!? 獅子舞と盆踊り「ナニャドヤラ」で神秘とロマンに思いはせる「キリスト祭」 青森県新郷村
新郷村に伝わるイエス・キリストの渡来伝説にちなんだ恒例の慰霊祭「キリスト祭」が行われ、訪れた人たちが神秘とロマンに思いをはせていました。
キリスト祭はイエス・キリストと弟のイスキリが眠るとされる2つの十字架が建てられている新郷村戸来の「キリストの里公園」で、今月1日行われました。
参列者が玉串を捧げて、村民が地元の田中獅子舞と、県南地方などに伝わる盆踊り「ナニャドヤラ」をそれぞれ奉納しました。
村には処刑を逃れたキリストが渡ってきたという伝説があり、「ナニャドヤラ」はヘブライ語だという説もあります。
新郷村の伝説は1935年に注目されはじめ、ことしで90年目となりました。
★東京から
「驚きました。神式でやるというのは…え、そうなんだとキリスト教なのに…びっくりしました。でもなんかしっくりとしてて」
★愛知から
「初めて見たのですけれど、すごく興味深かったです」
式典の後には「ナニャドヤラ」の体験会が行われ、全国や海外の人たちが踊りの輪に加わり、伝説のロマンを感じていました。