健康ビッグデータを活用！弘前大学と丸善製薬が共同研究を行う講座を開設　青森県弘前市

弘前大学と広島県の植物原料メーカー丸善製薬が、健康ビッグデータを活用して共同研究を行う講座を開設しました。

弘前大学と丸善製薬が開設したのは「先端ファイトケミカル健康学講座」です。
岩木健康増進プロジェクトのビッグデータを活用して、ポリフェノールなどの植物成分が人体でどのように力を発揮しているのか共同で研究します。
ポリフェノールは抗酸化作用など健康効果が期待されますが、吸収率が悪いため効率的に体に取り込める素材を開発したいということです。

★丸善製薬　日暮泰広社長
「地域の皆様が健康になれるような成分の探求開発を、これからも行っていきたいと思っています」

★弘前大学大学院医学研究科　伊東健教授
「（ポリフェノールが）どういったメカニズムで人に健康に寄与するか全く分かっていない状況があります」
「どういった良い効果を出しているのかを示せると思いまして、楽しみにしています」

弘前大学の共同研究講座は、きのう現在24講座設置されています。