「子どもたちを守ってもらえる」新作中型立佞武多の題材は“織姫と彦星”に!ことし夏出陣へ 青森県五所川原市
五所川原立佞武多の新作となる中型の制作が決まり題材と下絵が発表されました。
★五所川原市 佐々木孝昌市長
「これまでたくさんの親子連れに親しんでいただいた中型立佞武多『金太郎』に代わって、新たな中型立佞武多を制作することといたしました」
佐々木市長の会見で発表されたのは新作中型立佞武多「織姫と彦星」の制作です。
手がけるのはこれまで大型の「素戔嗚尊」などを制作してきた鶴谷昭法さん。
ことしは新作となる大型立佞武多の出陣がないため、去年までたくさんの親子連れに運行を体験してもらった「金太郎」に替わる新しい中型が制作されることになりました。
天の川で織姫と彦星が巡り会う場面を再現していて、中国の七夕では天の川に橋をかけるなどと言い伝えられる「カササギ」の姿も印象的です。
また短冊の部分には市内の小中学校で、それぞれの願いなどを書いてもらう予定となっています。
★「織姫と彦星」制作者 鶴谷昭法さん
「願い事がかなうというのと、願いを込めて書いてくれた人たちを悪いことから守ってくれるという2つの言い伝えがあるそうなので、子どもたちを守ってもらえるんじゃないかと」
7月下旬の完成をめざし制作が進められます。