犯人の特徴などを早く正確に伝える!事件の早期解決に向けた“初動”の情報伝達技術の競技会 青森県青森市
警察官たちが事件や事故の初動対応で必要な情報伝達技術の向上を目指す競技会が青森市で開かれました。
県警察学校で開かれた競技会には、県内17の警察署から34人が参加しました。
ことしは交通トラブルが原因で、被害者が刃物で切りつけられる傷害事件などの2つの想定で行われました。
犯人の特徴などの情報を聞き出した警察官は、通信室の警察官と無線で連絡を取り、被害者の保護や応援にきた警察官に被害が及ぶことのないよう情報や指示を出していました。
★八戸警察署 川村一翔巡査
「どれだけ速く重要な事項を聞き取って署の方に送るかを意識して取り組みました」
★八戸警察署 成田幸聖巡査部長
「さまざまな(事件の)パターンを考えて、イメージトレーニングしていくこと自体が技術能力の向上につながると思います」
警察官たちは事件の早期解決に向け、情報を早く正確に伝える技術を高めあっていました。