どうなる「米づくり新時代」高温対策・水管理徹底を! 生産指導者対象の研修会で呼びかけ 青森県黒石市

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青森 2025.06.27 20:17

コメの生育がこれから大事な時期を迎えます。
県内の気温が今後3か月間高いことが予想されることから、県は水管理の徹底を呼びかけています。

コメ生産の指導者を対象とした研修会が黒石市の農林総合研究所で開かれ、コメの生育が県内全域で順調に推移していることが報告されました。
ただ今後3か月間県内の気温が高く推移することが予想されることから、コメ粒に亀裂が入る「胴割れ」や、白く濁る「白未熟粒」が発生しないよう、水のかけ流しなど水管理の徹底を呼びかけました。

★県農産園芸課 舘山元春課長
「高温が続く時には田んぼに水をためたままにしておくと、水温が高くなりすぎて稲が弱ってしまい、コメの品質が悪くなりますので」
「(水管理で)稲を冷やして稲の活力を維持していただきたい」

特A評価の奪還をめざす青天の霹靂については、茎の中で穂のもとがつくられる幼穂形成期が来月5日から9日と予測され、食味を低下させないためこの間に追肥を終えるよう呼びかけました。