陸奥湾の“海底”で初めてブランデーを熟成!お味は…? 青森県むつ市
むつ市川内町のサンマモルワイナリーは、ワインを蒸留して作ったブランデーを陸奥湾の海底でおよそ半年ほど熟成させて引き揚げました。
去年12月、むつ市川内町の1キロほど沖合、水深20メートルの海の底にアルコール度数35度のブランデーのビンが入ったケースが沈められました。
半年ほどたったきのう、川内町漁協のダイバーたちが、このブランデー525本を船に引き揚げました。
サンマモルワイナリーは、これまでに陸奥湾の海底で白ワインと赤ワインを熟成し、今回初めてブランデーを海で熟成しました。
海底熟成によって、ワインは飲み口の厚みや香りの複雑さが増すなど、変化がみられたということです。
さっそくサンマモルワイナリーの北村社長たちが、海底熟成ブランデーを味わっていました。
★サンマモルワイナリー 北村良久社長
「アルコール度数が高い分、口の中をリセットする感覚で、すっきり感というので楽しんでいただけるのかなと思います」
熟成したブランデーは来年春以降、ブドウ畑に出資するオーナーに贈られるほか、ワイナリーのオンラインショップで販売が検討されています。