「細心の注意を」奥入瀬渓流や十和田湖の安全を確保!“倒木の危険”がないか新緑を1本ずつ点検

この記事をシェア

  • LINE
青森 2025.05.12 19:57

新緑に染まり始めた奥入瀬渓流や十和田湖などを通る国道で、倒木の危険がないかを調べる点検が始まりました。

国道の安全点検は新緑が芽吹くこの時期に県が行っています。
初日のきょうは石ヶ戸休憩所から焼山までのおよそ5キロを点検しました。
点検には樹木医が同行し、国道沿いにある木を1本1本見て歩きました。
枯れて葉っぱがついていない木や倒れそうな木を見つけては、青のテープで印をつけていきます。

十和田湖畔の国道ではおととし伐採の対象となっていた木が倒れ、通りかかった車が衝突し男性が亡くなる事故が起きています。
奥入瀬渓流や十和田湖はこれから新緑の時期を迎え観光客が多く訪れることから、県は危険な木は速やかに伐採するなどの対応を取ります。

★上北県土整備事務所 相馬良璽道路施設課長
「倒木による事故事件が今後ないように細心の注意を払いながら、現場で我々の目で確認しながら対応を進めていきたい」

国道の安全点検は今月下旬まで十和田湖や八甲田周辺の、のべ41キロで行います。